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トヨタタンクのグレード「G-T」を徹底解説!「G」との違いはどこ?

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コンパクトカーなのに、とにかく広い車内空間が特徴のタンク。全高の高いボディに両側スライドドアを採用したその外観は、昨今の軽自動車のようです。

タンクは軽自動車と普通車の魅力を併せ持っているので、実用性が高く小回りも利きます。そのため、小さいお子様やお年寄りがいるファミリー世帯に大人気。

国産コンパクトカーの中ではトップクラスの売上を誇り、姉妹車のルーミーやトールとともに、街中で見かけることが多くなっています。それだけファミリー世帯から支持されていることがわかりますね。

今回はそんなタンクの売れ筋グレード「G-T」を徹底解説。タンクの購入を検討している人は、どうぞ参考にしてください。

タンクの「G-T」ってどんなグレード?

引用元:タンク公式ページ

タンクには、全8種類のグレードがラインナップされています。

  • X
  • X"S"
  • G
  • G"S"
  • G-T
  • カスタムG
  • カスタムG"S"
  • カスタムG-T

「G-T」はタンクのグレードの中で、ちょうど中間に位置する売れ筋グレードです。ただし、価格は全グレードの中で上から2番目と、高めの価格設定になっています。「G-T」はタンクの量販グレードである「G」と「G"S"」の上級モデルにあたるグレードで、主要装備などは基本的に同じです。

では、どこが違うのかと言うと、それは過給機の有無。タンク「G-T」には、「G」や「G"S"」にはないターボエンジンが搭載されています。タンクは車両重量の割にエンジンスペックが低いです。それを補うのがターボエンジンで、そのターボエンジンを搭載しているグレードがタンク「G-T」なのです。

タンク「G-T」はほかのグレードと比べて走りがパワフルなので、大勢のユーザーから高く評価されています。

タンク「G-T」のスペックを簡単に解説

引用元:タンク公式ページ

タンク「G-T」のスペックについて、簡単に説明します。

  • 全長:3,700(mm)
  • 全幅:1,670(mm)
  • 全高:1,735(mm)
  • ホイールベース:2,490(mm)
  • 駆動方式:2WD
  • 車両重量:1,100(kg)
  • 燃料消費率:21.8(km/L)
  • トランスミッション:CVT
  • 乗車定員:5(名)

エンジンスペックについては、後ほど解説します。タンクのボディサイズは5ナンバー枠に収まるので、分類上は小型乗用車に分類されます。

たしかに、全長や全幅はコンパクトですが、全高は約1.7mと高く設計されています。これは車内の空間を広くするためです。同じ理由で、ホイールベースも長く確保されています。

ボディサイズについては、「G」や「G"S"」と全く同じです。タンク「G-T」はターボエンジンを搭載しているので、車両重量は「G」や「G"S"」よりも30kg重くなっています。

タンク「G」や「G"S"」には2WD(前輪駆動)と4WD(後輪駆動)の駆動方式が設定されていましたが、「G-T」には2WDの設定しかありません。4WDとターボエンジンの組み合わせは、お預けのようです。

ターボエンジンと聞くと、なんだか燃費が悪そうなイメージがあると思います。たしかに、昔のターボエンジンは燃費が悪いものが多かったです。しかし、昨今のターボエンジンは着実に進化を遂げています。

タンク「G-T」のカタログ燃費は21.8km/L。「G」や「G"S"」のカタログ燃費は24.6km/Lなので、ターボエンジンを搭載していても燃費にそれほど大きな差はないことがわかると思います。

トランスミッションはCVT、自動無段変速機とも呼びます。従来のATは回転数が上がると油圧制御によってギヤを1段ずつ自動変速しますが、CVTはプーリーとベルトを用いて、無段階に自動変速していきます。

変速時のショックが極めて少なく、燃費性能にも貢献しているという優れものです。コンパクトカーや軽自動車のほとんどが、従来のATではなくCVTを採用しています。

タンクの乗車定員は5名です。7、8人乗りのミニバンと比べると、ファミリーカーとしてはちょっと少ない気もします。しかし、乗車定員が4名の軽自動車よりは1名分多く乗ることができるので、十分にファミリーカーの役割を果たせると思います。

続いて、タンク「G-T」のエンジンスペックについて解説します。

  • エンジン形式:1KR-VET
  • エンジン種類:直列3気筒DOHCインタークーラー付ターボ
  • 総排気量:0.996(L)
  • 最高出力:98/6,000(PS/rpm)
  • 最大トルク:14.3/2,400~4,000(kgm/rpm)

このエンジンこそがタント「G-T」最大の特徴であり、魅力のひとつでもあります。搭載しているのは、1KR-VET型直列3気筒ターボエンジン。「G」や「G"S"」が搭載しているのは1KR-FE型と言い、こちらは自然吸気(ノンターボ)エンジンです。

1KR-FE型をベースにしているので、総排気量や内径・行程などは同じ。異なるのはエンジンのパワーです。

タンク「G-T」の最高出力は98PS。この数値は「G」や「G"S"」の最高出力よりもはるかに高いです。最大トルクも「G」や「G"S"」と比べ、大幅に上回っているので、力強い走りが期待できます。

急な下り坂や峠でパワー不足を感じてストレスが溜まることもなければ、高速道路やバイパスの合流時に怖い思いをすることもありません。しっかりと加速してくれるので、安心して合流することができます。

タンク「G-T」の主要装備

引用元:タンク公式ページ

タンク「G-T」の主要装備を紹介します。

  • 14インチスチールホイール
  • マルチリフレクターハロゲンヘッドランプ
  • LEDリヤランプ
  • スーパーUVカット・IRカット機能付グリーンガラス(フロントドア・フロントクォーター)
  • 両側パワースライドドア
  • 2眼式オプティトロンメーター
  • TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ
  • オートエアコン(プッシュ式)
  • クルーズコントロール
  • オーディオレス(4スピーカー)

タンク「G-T」の主要装備は、「G」や「G"S"」とほぼ同じものを採用しています。どれも実用的で、乗員の快適性を高める装備が充実。そのうえ、ターボエンジンで走りもキビキビなのですから、コンパクトカーとしては言うことなしだと思います。

オプティトロンメーター(自発光式)やTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイなど、先進的な装備も数多く採用されていますね。両側パワースライドドアも、もちろん標準装備です。

主要装備一覧を見る限り、至れり尽くせりの内容になっていますが、欠点がないワケではありません。ターボエンジンを搭載しているとは言え、タント「G-T」は全グレードの中で2番目に高価なモデルです。

リヤランプこそLEDを採用していますが、ヘッドランプはまさかのマルチリフレクターハロゲン。上級グレードなのですから、そこはきちんとLEDヘッドランプを採用すべきだと思いました。

マルチリフレクターハロゲンにも良いところはありますが、今回は単純に見栄えの問題。LEDの方がどうしても先進的でカッコいいです。高いお金を出すのですから、よりカッコいい車の方が所有感も高まり愛着が沸きます。

また、価格帯の割にタンク「G-T」の内装は安っぽいです。ピアノブラック調センタークラスターパネルやシルバー加飾のエアコンレジスターなど、プレミアム感を演出しようとする努力は感じます。しかし、やはりタンク「G-T」の価格帯を考えると、もう少し頑張るべきだったのではないかと思いますね。

タンク「G-T」の安全装備

引用元:タンク公式ページ

タンク「G-T」には、「G"S"」にも採用されているダイハツの予防安全技術「スマートアシストII」が標準装備されています。

  • 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
  • 衝突回避支援ブレーキ機能(対車両)
  • 車線逸脱警報機能
  • 誤発進抑制制御機能(前方・後方)
  • 先行車発進お知らせ機能

「スマートアシストII」にはこれだけの安全装備が備わっているので、万が一のときも安心です。ただし、ひとつだけ注意点があります。衝突警報機能は車両だけでなく、歩行者も検知して警報が作動しますが、衝突回避支援ブレーキ機能は車両のみ作動します。

つまり、車両前方に歩行者がいた場合、ドライバーに注意喚起はするけどブレーキアシストはしないよ、ということ。最新の「スマートアシストIII」は、歩行者に対してもブレーキアシストが働くようですが、「スマートアシストII」の時点では実装できていなかったみたいですね。

予防安全技術が標準装備されているだけマシですが、それが最新鋭のものでないことは理解しておきましょう。また、ABSやエアバッグなどの基本的な安全装備も、タンク「G-T」は標準装備しているので、ご安心ください。

  • EBD(電子制動力配分制御)付ABS&ブレーキアシスト
  • SRSエアバッグ(運転席・助手席)
  • VSC(横滑り防止装置)
  • TRC(トラクションコントロールシステム)
  • 緊急ブレーキシグナル

上記のほかにも、全席シートベルト閉め忘れ警報灯+ブザーや衝撃感知式フューエルカットシステムなど、さまざまな安全装備をタンク「G-T」は標準装備しています。ABSやエアバッグについて、もはや解説は必要ないでしょう。

SRSサイドエアバッグ(運転席・助手席)&SRSカーテンシールドエアバッグ(前後席)が、メーカーオプションとして設定されています。必ずしも購入する必要はありませんが、乗員を危険から守るために、できれば購入しておくといいです。

VSCやTRCは、雨や雪で路面が濡れたり凍ったりしているとき、未舗装路を走行しているときなどに働くシステム。タイヤの空転を防いだり、スピンを抑制したりする優れものです。

緊急ブレーキシグナルはコンピューターが急ブレーキを感知したとき、自動でハザードを焚いて後続車両に注意喚起するシステムですね。最近の車には標準装備されていることが多いです。

タンク「G-T」のボディカラー

タンク「G-T」には、9色のボディカラーが設定されています。

  • インペリアルゴールドクリスタルメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • マゼンタベリーマイカメタリック
  • フレッシュグリーンメタリック
  • ファインブルーマイカメタリック
  • プラムブラウンクリスタルマイカ
  • ブラックマイカメタリック
  • ブライトシルバーメタリック
  • パールホワイトIII

上記の9色のうち、4色はメーカーオプションです。

  • インペリアルゴールドクリスタルメタリック
  • レーザーブルークリスタルシャイン
  • プラムブラウンクリスタルマイカ
  • パールホワイトIII

これらのボディカラーは車両本体価格の別に、32,400円(税込)の塗装料金が発生します。また、タンク「カスタムG」と「カスタムG"S"」、「カスタムG-T」には上記の9色のほか、5色のボディカラーが追加設定されています。

タンク「G-T」はカスタムグレードではありませんが、価格自体は全グレード中2番目に高いので、できれば5色の追加ボディカラーもラインナップしてほしかったですね。

タンク「G-T」の価格

最後にタンク「G-T」の価格を紹介します。タンク「G-T」の価格は1,803,600円となっています。広い車内と十分に実用的な装備、そして、それらをストレスなく動かすことのできるターボエンジン。

コンパクトカーとしては若干高価にも感じるタンク「G-T」の価格は、決して高すぎるということはありません。むしろ、コストパフォーマンスは高く、お得なグレードだと思います。

タンク「G-T」はどんな人におすすめ?

タンク「G-T」の最大の魅力は、やはりターボエンジンでしょう。そのターボエンジンをフル活用できる人には、タンク「G-T」をぜひともおすすめしたいですね。

具体的には、

  • 高速道路やバイパスに乗ることが多い人
  • 坂道や山道を通ることが多い人
  • 4~5人で乗車することが多い人

「G」や「G"S"」に搭載されているエンジンは非力なので、上記の人たちの用途には満足できない可能性があります。その点、タンク「G-T」なら安心です。

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